風邪大流行で学校閉鎖のところもあるようですね。
お体にご自愛を。
さて先週から引き続き北欧の窓"です
しばらくサボっていたのでまじめにブログを書くつもりでおります。
今回は内容もまじめです。(笑)
今週はデンマークの木製窓の性能について書きたいと思います。
木部は樹齢120年〜150年の成長のスピードのゆるやかな北スカンジナビアン産のパインの芯の部分が使われています。
ゆっくり成長することは年輪を密にし、樹齢が多くなると芯材の部分が大きくなります。
その状態で製材すると樹脂が安定し、耐久性に富み、若木と異なり内部応力が極めて少なく亀裂が発生しないのです。
そしてこの商品は防腐剤を高圧含浸処理されている物ではありません。
芯材部分には強力な防カビ作用や殺菌作用を持ついろいろな種類の樹脂が沢山含まれています。
芯材の含水率は20%をこえることはありません。
木材が腐り始める含水率は28%程からです。芯材は腐りにくいのです。
防腐剤によって室内を汚染される心配がありません。
窓断面
指で指してる側が室外側になります。
ガラスはイギリスの会社ピルキントン社のもので(最近日本の某ガラスメーカーに買収されたようです。)ペアガラスです。
断熱性能も1.1〜1.2w/u・K(タイプによって違います。数値が低いほど高断熱となります。)と高性能です。よくあるトリプルタイプのガラスより高性能です。
この数値はデンマークの厳しい建築基準を満たすもので、国全体で省エネルギーに取り組んでいるのです。
現在弊社では2種類窓ガラスを扱っています。
ひとつは冬の暖房の能力をUPさせる低放射ガラス・高断熱ガラスです。
ガラスの厚さ+アルゴンガス層+ガラスの厚さは4mm+16mm+4mmとなります。
アルゴンガスは熱の伝導を軽減し、冬の室内の熱を逃がさないようにしたり夏の冷房効果を高めます。アルゴンガスの入ってる窓と入ってないもとでは大きな開きがあります。
色の付いていないアルゴンガスが漏れて無くなってしまってももわからないのでは?とご質問をうけることがありますが、もし何かの障害でどこからかガス層に穴が開いて漏れるような状態になった時はガス層内部で結露が起るので一目瞭然です。その場合はお取替えが可能です。
この窓には部屋の内部熱を逃がさないためにペアガラス室内側ガラスのアルゴンガス層の面側にLOW-Eコーティングが施されています。
もうひとつはサンクールと言って遮熱・高断熱ガラスになります。
ガラスの厚さ+アルゴンガス層+ガラスの厚さは4mm+15mm+4mmとなります。
アルゴンガスの効用は上記のガラスと同じで冬も夏も快適です。
こちらは日射熱をカットするために金属粉がペアガラス室外側のアルゴンガス層面に施されています。
日射熱は56%カットされます。一般のペアガラスは21%しかカットされません。弊社で使用している低放射ガラス・高断熱ガラスでさえ37%カットします。
この窓を使用するからこそ寒冷地の冬でも熱を外に逃がさず暖房の熱を躯体に蓄積させ短い運転で24時間快適に過ごすことが出来、暑い夏でも日射熱をカットし冷房効果を高めます。(冷房フル回転ということがありません。)
冬、窓に近づくと寒かったり、カーテンを開けると結露でびっしょりなんてことは起らないのです。
厚手のカーテンを下げる必要もなくお好きなウィンドウトリートメントを楽しむことが出来ます。
文章長くなってしまいました。お分かりになりましたでしょうか?
お付き合いありがとうございます。
byキュートナ

